冠詞を身につけるイメージトレーニング

イメージするだけで冠詞が身に着くイメージトレーニング

 一般的真実か、具体的な行為か

たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる
たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる
Independently published


 「塩は水に溶ける」は一般的真実
 「塩を水に溶かす」は具体的な行為


 ふだんはどちらであるか意識することはないが、無意識のうちに表現に反映させている。ヨーロッパの言語では冠詞に反映させるが、日本語はそういうことに無頓着であるかというとそうではない。「塩は」ではなく「塩を」となると、具体的な行為である可能性がきわめて高くなる。


 フランス語ではそれぞれ、


 Le sel se dissout dans l'eau,
    dissoudre du sel dans de l'eau となる。実に明確に区別することができる。


 フランス語では概念的なものに定冠詞をつけることができるが、英語ではそれができない。


 Salt dissolve in water. 
 dissolve salt in water 


 概念に|  |境界がつくのは beautitiful → the beautiful のように形容詞を中傷名詞にする時だけ。


 概念も単数無冠詞、そこそこの量も単数無冠詞、
 これが冠詞を単純化した英語の宿命。英語の冠詞をわかりにくくした元凶。


 概念もそこそこの量も ::: そうイメージしながらも、けっして同じものでないことを念頭に置く必要がある。