英語なんか知らなくたって
- たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる
- Independently published
- 本
最近、「フローチャートでわかる英語の冠詞」遠田和子(研究社)という本が出た。
このなかで、英語を知らなきゃどうしようもないと思われる問題がある。
次の文の4つの名詞のうち、使い方がまちがっているものを指摘せよという。
モヤシ、コーンとゴマのトッピングでラーメンを食べた。
I ate ramen noodle topped with sprouts, corns, and sesames.
この手の本では「最強の」問題。英語を知らないと手も足も出ない。
いや、ひるんではいけない。私が「学校英語よ、さようなら」(文芸社)
- 学校英語よ、さようなら
- 文芸社
- 本
を書いたとき、NOVAの重職にある方の眼に留まった。「英語について書かれたたいていの本は、あなた方は知らないでしょう。私が教えてあげますというノリで書いてある。しかし、この本にはそういうことはいっさい書かれていない。みんなで考えていきましょうという姿勢だ」
そう、知識に対抗するには、みんなで考えていきましょう。それが大切なのだ。
まず、コーンとゴマ、とうもろこしのつぶつぶに輪郭があるとすれば、一本のとうもろこしは corns ということになる。そんなバカなことはないだろう。ざくろを思い浮かべればよい。ざくろの実には同じようなつぶつぶがある。だけど、もうざくろの形はしていない。コーンもつぶつぶではあるけれども、元のとうもろこしの形をとどめてはいない。:::としか考えられない。次にゴマ。この大きさは砂粒に似てはいないか。とてもひとつひとつが輪郭をもっているとは思えない。:::ですね。
むずかしいのは sprout、もともとの豆には〇〇〇、輪郭がある。それが発芽したもの。発芽という概念が具体的なものになるには、〇がいりそうだ。だから、モヤシは〇〇〇。
最後に noodle、麺の1本1本に輪郭があるかどうか。ううん、困った。
ここは申し訳ないが、スペイン語の知識を活用させていただく。スパゲッティはespaguetis だったし、確か豚やきそばは fideos con cerdo と言っていた。
だから、〇〇〇
知らないとわからないから、イメージすればわかるへ、これからもがんばっていきましょう。
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