悩ましいオオカミ少年のウソ
ウソは 〇 と輪郭をうけることができます。
「私はやってません」
「オオカミが来た」
どれもはっきりした輪郭が描けます。
ですから〇、a lie で、tell a lie と言えます。
ところが、He used to tell a lie. ではちと困る。当然、いくつもウソをついてきたはずだからです。He used to tell lies. とならざるえません。〇 〇 〇
それでは、オオカミ少年はどうなるか。「オオカミが来た」というウソしかついていなかったら、He used to tell a lie. でいいのでは、。
ところが、英語話者と結婚した日本女性が夫にこの話をしたところ、いや、He used to tell lies. しか聞いたことがないという返事が返ってきました。女性はでも、ウソはひとつしかついていないからと議論を始めたところ、夫は怒りだしたそうです。
いやはや、むずかしい。
要するに、He used to tell lies. で。「そいつは大ウソつきだった」と漠然と捉えておくのが無難かもしれません。
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