プロの翻訳者を対象にセミナーを実施した時、 a dry summer が出てきて、セミナーの主旨とは全く関係のないところで、summer にはthe がつくと習ったんですが、ここはどうして a なのですかという質問を受け、唖然となったことがある。
これがいったいプロの翻訳者なのかと、あきれて物も言えなかった。
それとよく似た使用例で、
a fine summer eveninng
時間の境界には | |をつけ、上のように、輪郭〇がでてくると a をつける。
ごくごく自然なことであるのに、。
プロの翻訳者を対象にセミナーを実施した時、 a dry summer が出てきて、セミナーの主旨とは全く関係のないところで、summer にはthe がつくと習ったんですが、ここはどうして a なのですかという質問を受け、唖然となったことがある。
これがいったいプロの翻訳者なのかと、あきれて物も言えなかった。
それとよく似た使用例で、
a fine summer eveninng
時間の境界には | |をつけ、上のように、輪郭〇がでてくると a をつける。
ごくごく自然なことであるのに、。
英語は冠詞を簡略化したため、この冠詞ファミリーが発達している。
a + 名詞+of
空には輪郭をつけることができない。自分の視野にある空には確かに輪郭があるが、それは何かに遮られて見えないだけ。
その空の一部を切り取ろうと思ったら、
冠詞ファミリーの出番になる。
a big lot of sky
なるほど。
英文(仏文、独文等も含めて)を読む時に必ず冠詞を見る習慣を身につければ、自分のなかで使用例が増えてくる。
たとえば、
silence は輪郭のない抽象概念でも、
a long silence
an embarrassing silence のようなものだと輪郭が生まれる。
そこに新たに
a funny sort of silence を加えて、
手持ちのカードがひとつ増えた。